スピーディーな意思決定が出来る合同会社
合同会社は株式会社と違って取締役会や株主総会の設置が不要なので、様々な会社の意思決定がスピーディーです。
設立した会社を運営して行く中で様々な場面で会社の重要な決め事、例えば社員や業務執行社員の報酬、定款内容の変更、社員の加入や退社など様々な意思決定が必要となる場合が起こるでしょう。
株式会社であれば、取締役会(取締役会が設置されていなければ取締役の決議)や株主総会など、経営側と株主側両方からの意見や決議をまとめなくてはなりません。
内容によっては、とても時間のかかる可能性もあります。
一方合同会社では、社員または業務執行社員の(定款に定めた)全員の一致(定款に定めてあれば過半数)の決議があれば会社の意思決定が出来ます。
これは、社員=出資者の出資比率に拘らず全員が平等の発言権があり、かつ経営側と株主側と機関が分かれておらず、ひとつにまとまっているのでスムーズな意思決定が出来ます。
以上は、とても合理的な会社の形態であり合同会社の魅力のひとつだと思います。
日時:2008年09月08日 16:56